以前 Windows 7 に VHD インストール~な記事を書きました、その Windows 8.1 版。
Windows 8 から VHDX (VHD より耐久性やパフォーマンスが上) を使えるようになるため、VHDX。
途中手順がわかりづらいかもしれませんが、メモ書きなのでご了承ください。
参考にしたサイト
Microsoft の技術情報を参考に。
Windows 8.1 VHDX インストール、今回の手順前提
環境が違うと手順が少し変わってきます、注釈は入れていますが一応
- ブートドライブは Windows 7 x64 Ultimate を UEFI モードで VHD インストール済み
- EFI システム パーティション、Microsoft® 予約パーティション (MSR)、プライマリ Windows パーティションは作成済み
- 上記 Windows 7 のブートメニューに追加する形で Windows 8.1 x64 Pro を VHDX インストール
という構成。
わからないまま進めるとディスク全消去の可能性もありますので、わかっている人は読み進めてください。
Windows 8.1を UEFI モード VHDX インストールする手順
初めてやる人はブートディスク以外、全て接続を物理的に外して手順を進めれば間違いないと思います。
1. Windows 8.1 インストーラをブートし、ライセンス同意・ライセンス入力を進める
2. インストール方法選択画面まで到達したらコマンドプロンプトを起動
プロセスが下画像のところまで進んだら Shift + F10
キーでコマンドプロンプトを起動
3. コマンドプロンプトから VHDX ディスクを作成
先頭に # の付いている行はコメントアウトなので入力不要、※1 は後述。
既存のディスクに 100GB 固定サイズの VHDX を作成し接続まで。
VHDX のサイズ・種類・パスは環境に合わせて適宜置き換えてください。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 | # DISKPART 起動 diskpart # ディスクのリスト list disk # ディスク選択 (※環境に依って違う select disk 0 ※1 下記参照 # パーティション確認 list partition # ボリューム確認 list volume # 100GB固定サイズの VHDX を作成 (※環境に依って違う create vdisk file=C:\win8.1.vhdx maximum=100000 type=fixed select vdisk file=C:\win8.1.vhdx attach vdisk convert gpt create partition primary assign letter=v format quick fs=ntfs label=win8.1 # DISKPART 終了 exit # コマンドプロンプト終了 exit |
3※1 新規ディスクにインストールする場合
わたしと同じように既存のブートメニューに追加するのではなく、新規ディスクにインストールする場合、上記コマンド注釈※1 のところで
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 | # ディスクの全削除 clean # GPTディスクに変換 convert gpt # 100MB EFIシステムパーティションを作成 create partition efi size=100 format quick fs=fat32 label=System assign letter=s # 128MB Microsoft 予約パーティションを作成 create partition msr size=128 # 残りのディスク領域にプライマリパーティションを作成 create partition primary format quick fs=ntfs label=vhdx assign letter=c |
と実行し、ブートディスクの初期化を行ってください。
4. コマンドプロンプト終了後、VHDX ディスクを選択しインストールを進める
VHDX ディスクがインストール場所として出てきていればOK、次へ。

これでインストーラが進みます。
この後、アカウント作成を Microsoft アカウントではなくローカルアカウントで作成することをオススメしておきます。
所感
VHDX インストールのメリットは気になれば調べてみてください。